2004.11.7
クラッシック・ロシア系
上手な話し手のオハコ話と似ているなぁ、と思うんです。
なんとなく。
バレー音楽が得意な風土もあると思うのですが、
なんともドラマティック。
これでもか!というくらい。
さらに、あれだけ広い地域の文化圏を形成しているだけあって
民族色の強いモチーフにも事欠きません。
「ベタだなぁ」と苦笑してしまうこともしばしば。
シツコイくらい引っ張って、膨らまして、タタミかける。
それでも。
いつも同じところで「やっぱり、このフレーズだよなぁ」とか
「この音の重ね方、いいよなぁ」とか
思わずホホがゆるんでしまうのです。
私は落語は聞かないのですが、
きっと「いつも同じところで笑ってしまう」
という感覚は似ているかもしれません。
落語でなくても、
テレビで語る芸人さんの話でも
話上手な友人の話でも、
展開がわかっていながら
あえて何度も同じ手に引っかかって楽しむ感じ。
もうすぐ冬。
高カロリーなロシアのクラッシックが聴きたくなる季節です。
2004.11.5
ウクライナ
何となく気になる国の一つ。
シェフチェンコ(サッカー)とアンナ・ベッソノワ(新体操)が好きということもあるのですが。(笑)
首都はキエフ。キエフというと、どうもムソルグスキーの『展覧会の絵』の中の『キエフの大門』を思い出してしまいます。
そういえば、『展覧会の絵』のCD、持ってなかったなぁ?なんて思って検索かけているうちに、Amazonで思わず注文してしまいました。勢いでラフマニノフの2,3番も。
「ロシアもの」が聴きたくなってくると、冬が近づいてきているなぁ、と感じます。
話がそれましたが、ウクライナ。
あの、チェルノブイリがある場所でもあります。
以前、アレクセイと泉というドキュメンタリー映画を見ました。今はウクライナから国境をへだてたベラルーシにある小さな村が舞台の映画です。
村の人々の素朴な生活。自分たちで作ったジャガイモを食べ、ガチョウを飼い、そして祈る。おじいさんも、そのまたおじいさんも変わらぬ生活をしていたと思われます。おじいさんの時代と違うこと、それは彼らの慣れ親しんだ森や畑から放射能が検出されているということなのです。例の原発事故のために。
多くの人々は村を離れていきました。政治の上の扱いでは、村の名前すら存在しないことになっていると聞きます。それでも、アレクセイとお年寄りたちは、先祖の生活していた地を離れませんでした。
美しいけれども過酷な自然。昔ながらの生活。「技術進化の産物」のような職業を生業にしている私が言うものヘンな話かもしれませんが、「ヒトという生き物」として、彼らの方がずっと自然な生き方をしているように感じてしまいました。
アレクセイ、元気かなぁ。
2004.10.30
ケーブルテレビ
CATV系のインターネットを入れるついでに本家のテレビチューナーも入れました。キャンペーンやっていて、ネット+TVでも同じ値段で加入できるということもあったので。あと、以前住んでいた家では衛星放送のアンテナがついていたらしく、特に何に加入することのなく衛星放送を見ることができたので、それがクセになってしまっていたということもあるのです。
私はそれほど重度のテレビっ子ではないつもりでいるのですが、ワイド画面でサッカーの試合が見ることができるというメリットは大きいと思うんです。4:3の画面では切れてしまうところでも、ワイドなら左右の写りシロが少し広がります。すると、遠くでボールを求めて手をあげているFWの選手とか、カバーに動くDFの選手など、ボールを持っている選手の目線の先まで見ることができるのです!はじめてワイドで試合を見た時、「こーーんなに楽しさが大幅にアップするもんなんだ〜!!!」と感激でしたよ〜。
あと、地上波デジタルを受信することができる、というのも惹かれる理由でした。やっぱり綺麗ですねぇ。
昨日、チューナーを設置してもらったので、さっそく見てみることにしたのですが。
導入後、はじめて目にした番組が、アテネ五輪の柔道・井上康生 vs.バンデルギーストの再放送。あの、日本中が動揺した負け試合・・・。あー、よりによって。(苦笑)
インターネットの方も、どうやら不調の原因は、ブロードバンド・ルーターとの相性の問題のようです。PCをケーブル・モデム直結にしたらサクサクつながるようになりました。ブロードバンド・ルーターのメーカーに不調の解消法を聞いてみようと思っているのですが、たぶん「名前からしていかにもローカル」という感じのCATVサービスは、サポート対象外だと言われてしまいそうだよなぁ。
やっぱりBフレッツ待つしかないかなぁ?「もっと光を!」(by ゲーテだっけ?)って心境です?!