2006年 4月
2006.4.24
「そうですね」のお国事情
某お昼の長寿番組じゃないけど「そうですね」について。
今、勉強中のフランス語で言えば「Vous avez raison.」。
直訳すると「あなたには理由がある」となるのでしょうか。
アナタにはアナタの理屈、ワタシにはワタシの理屈、といった感じがフランスっぽいなぁ、なんて感じたワケです。
「C’est ça」という、もっと軽い言い方もあります。
英語で言えば「That’s right.」あたりでしょうか。
「それは正しい」とキッパリ正否を断定している感があります。
タイトルでは「そうですね」としていますが、上の英・仏の例では「おっしゃること、ごもっとも」的な強めのニュアンスがある気もします。
それでは日本語では?
「そう」は漢字で書くと「然う」。
・・・今、辞書を引いて知りました。
「然り(しかり)」という字を使うんですね。
「自然」の「然」ということもあり、「在るべき物が、在るべき所に在る」という個々人の意図とは関係ない状態を表している感じがあります。
かなり乱暴なイメージで見てみましたが、お国がらが出ている気がして面白いなぁと思いました。
他の国の言葉では、どうなんでしょうね?
2006.4.16
直感的に判断していること
ロボットを設計したことはありますか?
私はありません。
きっと、私たちが何気なく直感的にしていることを
数値化して動きの再現を試みたりしてるのでしょうか?
1. 前方に障害物発見
2. 衝突を避けるには、
自分の身体の大きさに○cmのマージンを追加して
△度の進路変更が必要
3. 進路変更のために、足首を●度回転
* * *
Q:なぜ、ここにこの窓があるのですか?
A1:なんとなく内側から見てキレイだと思ったからです。
A2:外側から見た時の、全体とのバランスです。
A3:法規的に換気・排煙・採光を確保する必要があったからです。
A4:(・・・?)
直感的な動機と、それだけではない理由。
* * *
「どうやったらシッポを振ることができるの?」
「簡単だよ。振りたいと思えば振れるよ。
虫を追い払う時にも便利だよ」
他者にわかってもらえない場合も。
* * *