akiyo.jp

2006.4.24

「そうですね」のお国事情

某お昼の長寿番組じゃないけど「そうですね」について。

今、勉強中のフランス語で言えば「Vous avez raison.」。
直訳すると「あなたには理由がある」となるのでしょうか。
アナタにはアナタの理屈、ワタシにはワタシの理屈、といった感じがフランスっぽいなぁ、なんて感じたワケです。
「C’est ça」という、もっと軽い言い方もあります。

英語で言えば「That’s right.」あたりでしょうか。
「それは正しい」とキッパリ正否を断定している感があります。

タイトルでは「そうですね」としていますが、上の英・仏の例では「おっしゃること、ごもっとも」的な強めのニュアンスがある気もします。

それでは日本語では?
「そう」は漢字で書くと「然う」。
・・・今、辞書を引いて知りました。
「然り(しかり)」という字を使うんですね。
「自然」の「然」ということもあり、「在るべき物が、在るべき所に在る」という個々人の意図とは関係ない状態を表している感じがあります。

かなり乱暴なイメージで見てみましたが、お国がらが出ている気がして面白いなぁと思いました。

他の国の言葉では、どうなんでしょうね?