仕事をしつつ小澤俊夫氏の「昔話へのご招待」を聴いていました。
その中で紹介されていたお話の一つが『蛇婿入り』。

若い娘の元に毎晩通っていた謎の男。
怪訝に思った娘の母親が、
男の着物の裾に長い糸をつけた針をつけておいて
男がどこから来るのか探ったところ、
男の正体は蛇だった・・・。

という、お話。

時代・地方によっていろいろバリエーションはあるようですが、
面白いなぁと思ったのは、その結末の違い。

一般的なものは娘の胎内に残された蛇の「種」を
桃酒、煎じたヨモギ、菊酒などによって流すというもの。

でも、古事記にも似たような話があるそうで、
こちらの結末はかなり違ったものになっています。

男の正体は「三輪山」から来た蛇の神様ということがわかり、
無事生まれた子供は「オオタタネコ（大田田根子？）」という名で
神の子とされた。

こんな感じ。

おおざっぱに言えば、
八百万の神への信仰と、仏教伝来以降の宗教観の違いということになるのでしょうか。
なんだか面白いなぁ、と思いました。

本題からはそれますが、桃酒って美味しそうですね。(^o^;

去年の御即位20年記念京都御所特別公開の時に撮った写真をPicasaにアップしました。

スライドショーはこちら。

なんとなく、雰囲気が明治神宮に似ている気がしました。アチラは神社ですが。

一般公開の時ということで、かなりの人が訪れていたのですが、かなり執拗に人を避けてシャッターを切っていたため、人が写ってないなぁ。
特に写ってないカットを選んだというのもあるけど。

実は私、動いているモノやイキモノの写真を撮るのが苦手なんです。。。(^_^;

Picasaに琵琶湖疎水の写真をアップしました。

他の写真もあります。

上の写真は南禅寺の裏にて。
「水路閣」という呼び方があるようです。

こういう産業遺跡っぽいモノも好きです。
あ、琵琶湖疎水は現役なので（たしか）「遺跡」ではないのかな？

そういえば、小学生の時、社会科のグループ発表で「琵琶湖疎水」のチームに入っていた覚えがあります。もう内容もすっかり忘れてしまったのですが、そういうこともあって、なーんとなく琵琶湖疎水に愛着を感じます。