2005.4.22
海苔と塩
お土産に「韓国海苔」と「沖縄の粗塩」をもらいました。
海苔と塩、とくれば、日本人ならおにぎりでしょう!!
(例え韓国の海苔でも:笑)
おにぎりなんて作るのいつ以来だろう?
お弁当を作る人ならいざしらず、普段は作らないもんなぁ。
1つはシンプルな塩むすび。
ほかほかご飯に粗塩の旨味がしみて、それだけでも十分美味しい。
もう一つは大好物の鱈子を入れて。
軽く炙って半生状のものを真ん中にちょこんと。
あー、美味しかった!?(^o^)/
手ェ、ハフハフさせながら作った甲斐があります。
・・・まだ微妙に赤くなってるし。(^_^;)
2005.4.7
映画修行
実は映画が苦手です。それがコンプレックスだったりもします。
でもね。時々「動く絵」を作るってこともあるし、レンタルなどでお手軽にいろんな作品を見ることができるんだし、ということで、時々一念発起して「映画を見よう!」と意気込んでみたりもするんです。
基本的に、何かを鑑賞する時にはかなり集中する方です。「これは!」と思う音楽を聴くときは、何かをしながらとかではなくて、本当にそれだけに集中して聴くし、集中して本を読む時には音楽を聴きながら、なんてことはできません。展覧会で気に入った作品があると、前後不覚になるくらい集中して鑑賞します。目玉だけが空中に浮いているような感覚。
映画って、いっぺんにいろんな情報が流れ込んでくるものです。ストーリも映像も音楽もコトバも。それが、相手のペースで「わ!」と来て、しかも2時間前後集中しつづける、となるとかなりグッタリしてしまうのです。
以前、仕事で動画を撮っている人に聞いてみたことがあります。
「ずっと集中して撮るってどんな感じ?」
静止画を撮る時よりも緩く流している、とその人は言っていました。
ライフルとマシンガンの違いみたいなものでしょうか。どっちも撃ったことないけど。
数ヶ月前にDISCASに入会しました。ネットで借りるDVDを選べるので便利です。(品揃えにまだまだ物足りなさはありますが)立て続けに見ているうちに、少しづつ映画を見る時の力の抜き方がわかってきた気がします。下戸の人が、お酒が飲めるよに少しづつ慣らしていっているようなものです。たぶん?!
ここ数ヶ月でいろいろ見てみて、好きだなぁ、と思ったのはこんな感じ。
■10ミニッツ・オールダー RED
「7人の映画監督が“結婚・誕生・進化・孤独・死・運・郷愁”という誰にでもいつかは訪れる出来事を題材に、人生の意味を10分間の一場面に凝縮して描く」(作品紹介より)
ヴィクトル・エリセの「ライフライン」がダントツに好きでした。淡々とした表現の中に、小さな赤ちゃんの儚い命をみんなで大切にしていく感じが、ふわっと伝わってきます。10ミニッツ・オールダー GREENはこれから見ます。
■コーカサスの虜
「トルストイの原作を、チェチェン紛争時の同地に変えて映画化した問題作」(作品紹介より)
トルストイの時代も、さらに昔も、今も、世界のあちこちで起こっているもめ事は、こんな感じのささいなすれ違いから起こってきたんだろうなぁ・・・。
■スモーク
「アメリカを代表する作家ポール・オースターが書き下ろした原作を基に、男たちの中に隠された哀しいロマンティシズムを描いた都会の物語」(作品紹介より)
ポール・オースター、小説は以前にいろいろ読みました。『ムーンパレス』とか好きだったなぁ。実は映画は見たことなかったんです。で、『スモーク』。オムニバス形式になっていて、それぞれが何となくつながっていて、いろんな人の立場から見る、フとした日常。煙草屋の店長の撮った、同じ時間にとり続けた店の前の写真を見るシーンが好きです。なんとなく池澤夏樹の『スティル・ライフ』の山のスライドを見るシーンを思い出しました。
■グッバイ、レーニン!
ベルリンの壁崩壊時の東ベルリンが舞台。かつて日本も価値観の崩壊する出来事を味わっているはずですが、私たちの世代としてはそれはすでに「歴史」でした。主人公のアレックスは私と同じくらいの年代なのでしょうか?お母さんにショックをあたえないように奔走する姿が微笑ましかったです。ヤン・ティルセンの音楽とも合ってます。
■ザ・カップ 夢のアンテナ
「ヒマラヤ山麓の僧院で修行に励む若い僧侶たちがサッカーのワールドカップの中継に夢中になる姿を描いた異色コメディ」(作品紹介より)
監督も出演者もホンモノのお坊さん。それでこの出来は凄いです!たしか、主人公の少年は監督の息子さんだとか。音楽もよかった。サントラあったら買うのになぁ〜。見つけられませんでした。残念!!!
■HR
「定時制高校を舞台に、教師と生徒との日常を描いた、鬼才・三谷幸喜によるシチュエーションコメディ」(作品紹介より)
結構、コメディも好きです。普通のテレビドラマでも映画でも舞台演劇でもない、独特なテンポ。舞台で活躍している俳優さんたちもかなり出演しているようですが、「初日かつ楽日」という状況が新鮮だったみたいです。中村獅童のシャイな笑顔が結構ツボ。(笑)
2005.3.28
電話がかかってくるタイミング
電話ってのは「突然」かかってくるのが普通なワケで。
作業に集中している時など、しばしコトバが出てこなかったりすることもあるんです。クライアントさんからの電話でも「ああ〜」だの「うう〜」だの、どうしてもドモり勝ちになってしまって、あげくの果てには「寝てたの?」なんてあらぬ疑いをかけられてみたり。前科がある場合もあるから、あまり大きなことは言えないんですけどね。(^_^;
それにしても最近、どうも妙なタイミングで電話を受けることが多い気がするのです。
■寝てる時
「やっぱり!」とツッこまれてしまいそうですが。(笑)
自宅兼職場で柔軟性のある周期で生活していると、どうしても寝ている時にかかってくる電話というのがあるんですよねぇ。クライアントさんには「24時間営業です!」なんてお調子モノなことを言ってしまっていることもあるし。(^_^;
■料理している時
先日は、パスタ茹でていて、お湯から引き上げるまであと1分くらい!というところで電話アリ。寸胴鍋で茹でていたから電話片手にお湯からあげることもできず、にこやかに電話対応しながらココロは「ううう〜、パスタが伸びる・・・(涙)」
似たような話が『PEANUTS』でありましたねぇ。
ライナスがコーンフレークにミルクをかけた瞬間にチャーリ・ブラウンから電話。話ながらも、ずーっとコーンフレークが気になるライナス。最後には「ボクのコーンフレークがベタベタになっちゃう〜!!!」・・・って叫んでしまうってヤツ。
私のパスタもベタベタまではいかなくても、ユルユルくらいにはなってしまってました。(涙)
別の日には鶏肉の筋をとっている時、ってのもありました。電話がかかってきた時には手がベトベトで、あわてて石鹸で手を洗っている間に電話が切れてしまって・・・。ううう、ごめんなさい〜。ま、「用があるならまたかけてくるでしょ?」とひらきなおって料理を続けましたけど。肉ダンゴやらコロッケやらをこねてる時ってのもツライですよねぇ〜。
■ちょびっと休憩している時のクライアントさんからの電話
かな〜りせっぱつまって仕事をしているはずのところ、ちょと休憩してるところに見計らったようにかかってくる電話。「メールを確認してもらえますか?」なんて言われてMacを立ち上げる時、いつもよりもド派手に起動音が鳴り響くように感じてしまうのです。「サボってたワケじゃないんですよ〜」とココロの中で恐縮してしまう、小心モノな私。(笑)
■サッカー見てる時の電話
これは具体的すぎる例なんですけど。先日の日本×イランの試合の前に行われていた北朝鮮×バーレーン戦。仕事もあったし、見る予定にはしていなかったのですが、ついつい前半20分くらいにテレビをつけてしまったら、これがなかなか面白くて。(^_^;
日本が有利になるためには北朝鮮にドロー以上に持ち込んでもらえたら、という状況だったのですが、バーレーンの堅い守りに阻まれて2-1で迎えた後半ロスタイム。手に汗にぎって見てたところに電話。受け答えしながらも目は音をけしたテレビの画面に釘付けでした。
で、結局、北朝鮮はバーレーンに敗れてしまいました。日本もイランに敗れてしまったので、かな〜りキビシイ状況だよなぁ。バーレーン戦では是非是非是非是非がんばってほしいところ!!(稲本も出して欲しいよぉ〜!!)
・・・なんだか話がそれてきましたが。(^_^;
別に電話が嫌いなワケじゃないんです。むしろ、友達とのおしゃべりは好き。
ボーっとした声で出ても、気にしないでください。私は地声が「眠た声」なだけですから・・・。