2005.11.29
テルミン風タッチパネル?
今、タッチパネル用コンテンツ制作の仕事をしています。今までも何度かタッチパネルの仕事をしたことがあるのですが、通常のWEBモノとの大きな違いといえば、「ロールオーバー」が不可能なこと。
クリック可能な位置にカーソルを持っていくと「クリックできるよ!」というお誘いのアクションが起きること、それがロールオーバー。でもタッチパネルではそれが不可能なのです。クリックした瞬間が勝負なのです。
でもね。もしもクリックする前、カーソルに指が近づいたら反応するタッチパネルがあったら楽しいかなぁ、なんて。
厳密には「タッチパネル」とは呼べないかもしれません。タッチしなくても反応するということで。なんとなく、イメージでは「テルミン」です。手を動かすことによって音程・音量を変えることのできる不思議な楽器。
モニタの表面に手を近づけると反応する。例えば、手を近づけるほど音が大きくなったり、音程が変わったり、動きが激しくなったり。
手の温度に反応すれば良いのかな?でも、「うわ、今日は手が冷たいから全然反応しないよ!」ということがあったり、モニタの前を猫が横切っただけで不必要に大反応してしまったりするんでしょうか?
それだったら、特殊な指輪か何かをはめれば良いのかな?コウモリみたいにモニタとの距離を測って、反応するシステム。
実用的ではないかもしれません。でも、ちょっとモニタの手前に手を置いたときに「ふわん・・・・ふわん」だったものが、モニタ寸前に手を近づけると「フワン!フワン!フワン!」になるって考えただけで楽しそう!なんだか面白いオモチャ・コンテンツができそうです。
・・・誰か、作ってくれないかな?
2005.11.27
近況報告
相変わらず遅更新でスミマセン。
「ワークショップ、どうだった?」と、気にかけてくださった方、ありがとうございます。お陰様で無事終了することができました。
なーんとなく、和やかな雰囲気でできたのはよかったのですが、やっぱりいろいろと難しい部分はありましたねぇ。私としては、できるだけ参加者の方の長所を伸ばして自信を持っていただきたいという方針ですすめてみたのですが、満足していただけなかった方もいらっしゃったようです。シャイな日本人、ということで「何がやりたいの?」をうま〜く引き出さないと難しいんでしょうか・・・?
と言いつつも、参加者のみなさんの作品、それぞれの味が出ていてとっても楽しかったです!なんとなく、8割は満足していただけた、という感じかなぁ?
アリガタイことに来年も参加させていただけることになりました!セミナーの担当者の方からは「もっとイケダ色を出して良いと思いますよ」とのアドバイスをいただきました。多少強引でも「私ならこうするよ!」を押し出しても良いのかな?
いずれにしても、とっても良い経験になりました!来年はもっと充実した内容になるようにがんばりたいところです。でも、慣れない仕事ということもあり、終わった後2日くらいはぐ〜ったりしてしまって、ボロ布のようにヘタっていました。(苦笑)
そして明けて現在。なんだかんだで保留状態だった仕事が動き出したこともあり、3本の仕事を平行してすすめている状態です。ふひぃ〜。でも、1本は、すぐに終わりそう。
水面下ですすめている京都企画についても、いろいろ考えるところも。でも、しばらくは本業の方で手一杯になりそうだから、ユルく楽しみながら進める程度かなぁ。
フランス語もやってます!毎朝ラジオ講座聞いてますよ〜。ちなみにNHKはフランス語読みで「エヌ・アッシュ・カ」。・・・いや、特に意味はないんですが。(^_^;)
そうそう、北斎展に行ってきました!よかった!
あまりにも有名な作品の数々。でも生でみると違う気がしました。人々の動きや表情、構図のとりかた、本当に素晴らしい。北斎って、楽天家でお茶目な人だったんじゃないかな?なーんとなく、ブリューゲルと対談させてみたら面白そう!なんて思いました。
12月4日まで、ということですので、まだ間に合います。平日でも激混みでしたし、全部見て回るのに4時間かかりました。でも見る価値はあると思います。興味のある方は是非!
2005.11.7
缶詰ワークショップの課題は『春と修羅』
以前こちらでもお知らせした、私が非常勤講師として担当するワークショップが来週に迫っています。
ワークショップのについては以下の通りです。
コース:WEBデザインの多彩な表現手法
開催日:2005/11/16〜2005/11/18
場 所:高度ポリテクセンター
内容について、詳しくはこちらのページをご覧ください。
で、実は。。。
一時は受講を希望してくださる方も定員いっぱいだったのですが、どうやら直前にキャンセルが出てしまって、空席があるようなのです。申し込みは一週間前までとのことですから、明後日(11/9)までなのでしょうか?!まだギリギリ間に合いますので、もーしも興味を持ってくださる方は、お申し込みいただけるとウレシイです。
高度ポリテクセンターの担当者の方から、扱う課題を決めて欲しいとの連絡をいただいていたのですが、かなり、相当、真剣に悩んだ末、やっと決めることができました。それは宮沢賢治『春と修羅』の序文から喚起されるイメージで作品を作るというものです。
どのようなことをしようとしているかと言うと・・・。