2011.10.18
嵯峨野散策1:化野念仏寺
久々に時間が出来たので、嵯峨野方面に散策で出かけてきました。
まず、訪れたのは化野(あだしの)念仏寺。
境内にまつる八千体を数える石仏・石塔は従古あだし野一帯に葬られた人々のお墓である。
何百年という歳月を経て無縁仏と化し、あだし野の山野に散乱埋没していた石仏を明治中期、地元の人々の協力を得て集め、釈尊宝塔説法を聴く人々になぞらえて配列安祀してある。
リーフレットより。
石仏・石塔が安祀されている場所は「西院の河原」と記されています。
想像していたよりも大きな空間ではないのですが、過去からの強い「念」を感じました。
石仏・石塔とは別に、妙な存在感があったのは、こちらの仏舎利。「納骨堂」と案内されていましたが、仏舎利も、鳥居に似たゲートも南アジアの雰囲気が漂っているように感じました。
・・・木が生い茂っていて、良く分からないかも?(^_^;
「竹の小径」と称される、寺院内の竹林道。
ここで聴いた音は、今回の散策でもひときわ印象深いものだったのです。
風が吹く
ぴゆう、と鳴る
葉がざわめく
さわさわ、さわさわ
竹は音をたてる
みしみし、みしみし
そして、時折ぶつかりあう
かたかた、かたかた
参道のお地蔵さん。仲良く並んでます。