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2008.3.30

言葉という枷

何かモノを創る時、
最初は言葉に頼ります。
言葉を頼りに「思考」や「概念」を組み立てていきます。
それでも、ある瞬間突然、
言葉は途轍もなく重たいものと感じはじめるのです。

色やカタチや音は、
言葉の束縛から逃げ出そうと暴れ出すのです。
言葉をもとに組み立てられた「思考」や「概念」ですら
言葉から逃げ出そうとするのです。

そんな時の言葉は、
気球を地面に固定している
アンカーにも似ているかもしれません。

それでは、言葉を使って表現したい時には
言葉は言葉から逃げられるのでしょうか?

それはわかりません。
でも、逃げたがっている気もします。

それでも言葉を使います。
たとえ一時的なものだとしても。

コメント

  1. 吉成行夫

    2008.3.30 13:49

    脳内の言葉による思考とは…
    思考以前の感性による表現はどこまでありえるのか…
    言葉から放たれ昇華する表現…
    言葉以下で言葉に囚われて死んで行く作品…
    言葉が一人歩きする瞬間…
    受け手とのバイブレーションが創り出す世界…
    それら全部に触れないと僕なりのフィードバックが出来ないので
    ここに書く事は長過ぎて失礼なのでやめますけど、
    言葉から脱出出来ない作品は寂しいですね…とだけ。

  2. ike

    2008.3.30 18:44

    吉成さん。
    本当は、言葉を介さずに昇華できるものを創れる人に憧れる部分もあるんです。
    でも私のやり方としては、言葉を型枠にして音や形や動きやその他諸々のエッセンスを構成して、ラビュリンスを組み立てていくことに快感を覚えているような気がします。(笑)
    吉成さんの作品と言葉との関わりについては、そのうち語ってくださいね。

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