2007.3.6
ボガズキョイ
古代ヒッタイトの首都の名前。ハットゥシャとかボアズキョイとも呼ばれているみたいですね。(知らなかった!)
・・・という正統な説明はさておき。
以前から薄々感じていたんですけど、「ボガズキョイ」って野菜っぽい響きだと思うのです。
それも「ズッキーニ」の親戚あたりの瓜科の植物。「ボガズ」がパサパサの繊維と涙型の種がある中央部分、「キョイ」がツルンとした皮の部分を連想させるからでしょうか。
名前の響きはズッキーニに近くても、実態はどちらかというとヒョウタン系。しかもヒョウタンよりも、ふっくらズングリした形のはずです。
乾燥させて「ボガズ」をかき出せば、あとは固くなった「キョイ」だけが残って丸っこい入れ物ができ上がります。
水をくんだり飲み物を入れたりするのにも使えるのですが、なんといっても楽器にするのがおすすめ。大きめのものから小さめのものまでを厳選して並べてマリンバの要領で演奏すると、それは良い音がするのです。