2004年 7月
2004.7.30
踊り場
おどりば【踊り場】(岩波国語辞典)
1.踊りをする場所
2.階段の途中の広く平らな場所
おどりば【踊り場】(新明解国語辞典)
1.踊る場所
2.階段を何段か上がったところの少し広い場所。足を休めるためのもの
「1」はともかく「2」の方はなんで「踊り場」って言うんでしょうね?
フと疑問に思ってネットで検索してみたら、やはり同じ疑問をもった方がいました。
http://weekly.freeml.com/chousa/odoriba.html
「ふわっとドレスの揺れる様が、舞台で踊っているように見えたから」という解説。なんだか想像力にあふれた言葉で、良いですねぇ!!スゴイぞ昔の日本人!
そういえば子供のころ、あの場所を「踊り場」と呼ぶことを知った時、なんだか「くるっ!」っと回ってみたくなった覚えがあります。(笑)
建築基準法では高さ3〜4mごと(今でもそうですか?)に踊り場を設置しなくてはならない、といったような基準があります。昔、ホンモノの建築の図面を描いていたころには、もちろん守って設計していましたが、バーチャルの世界をいじっていると、あまり気にならなくなってきます。とはいえ、ゲームなどであまりにも長い踊り場ナシの階段の絵があると、不必要に違和感があるように思えるのは旧職のクセが抜けてないからなんだろうなぁ。
建築時代、踊り場を介して180度進行方向の変わる階段を「行って来い」、踊り場をこえても同じ方向に進む階段を「鉄砲」と呼んでいました。一般用語だかどうだか、すでによくわからなくなっているのですが、ちょっと懐かしく思い出しました。
2004.7.28
追悼 中島らも
らもさんが亡くなった。
あの独特なコワレた感じが好きだった。
小説やエッセイを読んだことがある。
「だまされないぞ」と思いながら読んでいてもだまされて、それでも「やられたな!」と笑って読み進めていた。
大量のお酒に麻薬。
一般的には決っしてほめられた行為ではないけれど、彼の独特の雰囲気や作風を支えていた。
リリパット・アーミーのお芝居も見に行った。
舞台上で彼を見た時間はほんのわずか。でも重要で脱力系で欠かせない役だった。
テレビでゴンチチの松村氏との対談を見た。
なんとも絶妙!私生活でも仲のよい二人のかけあいは、凄まじく面白かった。
お酒を飲んで、階段で足をすべらせて転落。そのまま意識が戻らなかったとのこと。
・・・らしすぎるよ、らもさん。
ご冥福をお祈りいたします。
2004.7.13
シャキっとカレー
私の場合、「シャキ!」っとした気分になりたい時にはカレーを作ります。それも特別なカレーではなくて、絵に描いたような「日本の家庭料理カレー」なのです。
・・・と言いつつ、ちょびっとだけこだわりが。
こだわり1:玉ネギはしっかり炒める
「日本の家庭料理カレー」のキモは玉ネギにあると思うんです。別の材料といっしょではなく、玉ネギだけをしっかり炒める。コレがかなり重要なポイントだと思っています!
こだわり2:圧力鍋で煮込む
アキさんの圧力鍋レポートを見て、私も早速圧力鍋を買ったのが数年前。それ以来、煮込み料理には圧力鍋は欠かせません!お肉も野菜も、その旨みを「じゅわ!」っと出してくれるんです。
こだわり3:隠し味に赤ワイン
水を入れる分を、少しだけ減らして赤ワインを。これでグっとコクが増すんです!
こだわり4:エノキ茸を入れる
「日本の家庭料理カレー」の定番の具といえばニンジン・玉ネギ・じゃがいも。そこへウチの定番としてはエノキ茸があります。コリコリした食感が出て、美味しいんです。あとはありあわせの材料をオプションで。今日はプチトマトを入れました。ちょっと酸味が出て、これまた美味しい〜!
こだわり5:コスモ直火焼 カレー・ルー(辛口)
お気に入りのルーがコレ!いろいろ試してみたけど、ワタシ的にはここ数年の定番です!
あー、今日のカレーも美味しかった!(←我ながらお手軽なヤツ(^_^;)