2007.6.1
色と温度の逆転現象
2つの蛇口が並んでいる場合。
通常は赤い方をひねるとお湯が出て、
青い方をひねると水が出ます。
エアコンから出てくる風を視覚的に表す場合。
赤い風なら暖房、青い風なら冷房、
暗黙の決まりごとのように示されます。
赤は温度が高く、青は温度が低い。
そんな感覚は
「手で触れる程度」の温度の話なのかもしれません。
というのも。
星、ここでは恒星の温度を考えた場合。
青白い星は温度が高く、
赤黒い星は温度が低いといわれています。
触れられる温度と触れられない温度で、
色が逆転してしまう、というのは
なんだか面白いなぁと思ったのです。
2007.5.14
カエルのおなかの色
イメージするのは、
一番身近なアマガエルでしょうか。
白っぽいような。
青っぽいような。
黄色っぽいような。
真っ白ではないけれど。
湿気っぽい印象も手伝って
実際の色よりも白に近く感じます。
そういえば。
昔、酔いが覚めかけて顏色が白ばんできた友人に
「顏の色、カエルのおなかみたいだよ」と言ったところ、
苦笑ぎみにニラまれてしまいました。
結構、スルドイ例えだと思ったんだけどなぁ?
2007.5.7
青紫の甘味成分
色の濃淡のバランスを調整するとき、明度・彩度のパラメータを触るよりも透明度を変えてみる方がシックリくることがよくあります。
大抵の色は透明度を変えることで「色味の印象を変えずにパワーを抑える」ことができる気がするのですが、例外もあるようです。
それを強く感じるのは青紫。
透明度をあげると、どうも「赤味」が強調されてしまうように感じるのです。濃い色の時には青によって抑えられていた赤が開放されてしまう感じでしょうか。
それは穀類を口に含んで咀嚼している時にフと現れる甘味に、とても良く似ている気がするのです。