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2005.7.18

邂逅

目の前にある空間をx-tで切って取り出したとします。
すると、モノクロの空間を、x軸に平行なカラーのラインである、「現在」が移動していく様子がわかるでしょう。
y-t、及びz-tでも同様です。

そう考えてみると、今まさに見ている点は、移動する3本のラインが交差することによって存在しているのです。偶然にしては出来すぎています。よくも歪むことなく存在することができたものです。そしてその偶然の産物は惜し気も無く瞬間的に使い捨てられていっているのです。

ほら!貴重な邂逅の瞬間を感じませんか?

【旧 Short Tripより 2000.05.04】